災害への備え①→ http://maruhan5330.blog.jp/archives/1024968585.html
災害への備え②→ http://maruhan5330.blog.jp/archives/1025045267.html
に引き続き③ということで

今回は津波への備えの話です。


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津波が起きる仕組み

海底の下で地震が起きると
その影響により海底が隆起したり沈降したりします。
そうすると海面が盛り上がったりして大きな津波となるのです。


津波と波浪の違い

津波
海全体が壁のように迫ってきます。
波の長さが数キロにも及びます。

波浪
海面の海水だけが押し寄せます。
波の長さは数メートルです。



津波は速い

沖では800km/h
砂浜付近では36km/hです。
800km/hは飛行機並み、36km/hは陸上選手並みのスピードです。
津波が見えなくても急いで避難しましょう。

また、津波は陸に近付くにつれて波が高くなります。
少しでも高い場所や頑丈な建物の上に避難をしましょう。

(日本最大の津波は2011/03/11のもので40.1mの溯上高を観測しました。)



津波の強さ

建築素材により被害の程度は変わりますが、
木造家屋は津波の高さが1mで部分破壊、2mで全壊となります。
また高さが少しでも瓦礫や船が流れてくることによって
家屋が破壊されることもあります。



津波から身を守るには

海岸で揺れを感じたら避難しましょう
波が見えてから避難では遅いです。
高台や頑丈な建物の高い場所を急いで目指しましょう。
避難は徒歩で行いましょう。
車だと渋滞に巻き込まれ動けなく恐れがあります。

ハザードマップの確認
災害が起きた時のために国や地域がハザードマップを公開しています。
自分の住んでいるところくらいは把握しておくと役に立つ時が来るかもしれません。

情報をいち早く手に入れる
テレビやラジオでは津波警報や注意報などの情報をながしています。
その情報をすぐに手に入れ危険な海岸からすぐに離れましょう。

避難経路の確認
いち早く高台など安全な場所に避難するために道を確認しておきましょう。
地震の後だと建物が倒壊していたり、崖崩れがおきてたりします。
ハザードマップとあわせて確認するといいでしょう。

川、池からも離れる
津波で心配するのは海からの波だけではありません。
川を遡上してきた海水があふれたり
池の水が揺れによってあふれるかもしれません。



警報の種類

大津波警報
特別警報と同等の扱いです。
予想される津波の高さが3mを超えるような場合に発令されます。
また一部では10mを超えるような大きさになることもあります。
木造家屋が全壊します。
人は簡単に流されてしまいます。
ただちに高台や安全なビルの上に避難してください。

津波警報
高さが1mを超え3m以下の場合に発令されます。
浸水被害が発生し人が流されてしまいます。
ただちに高台や安全なビルの上に避難してください。

津波注意報
0.2m以上で1m以下の場合に発令されます。
小型船舶は転覆の恐れがあります。
海に入っている人は流されてしまうかもしれません。
ただちに海からあがって海岸から離れてください。


また、警報とは別で波の大きさを
巨大や高いとあらわすときもあります。

波の高さが巨大と予想する大津波警報が発令されたら
東日本大震災のような津波が襲う恐れがあります。



まとめ

海の近くで揺れを感じたら高い場所に避難を。
揺れが弱くても巨大な津波が押し寄せる場合もあります。
津波は1回だけでなく何回も押し寄せてきます。
警報、注意報が解除されるまでは海岸に近付くのはやめましょう。


とにかくすぐ避難


命を守るには避難が一番です。

災害への備え①→ http://maruhan5330.blog.jp/archives/1024968585.html
災害への備え②→ http://maruhan5330.blog.jp/archives/1025045267.html
非常時に役立つ電話番号→ http://maruhan5330.blog.jp/archives/1024025481.html


171の利用方法→ http://maruhan5330.blog.jp/archives/1026059566.html

こちらもどうぞ。

参考・参照
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/index.html




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